ウェブコミック版『湖岸の盲点』が公開されました

 『湖岸の盲点』 @ ガンガンオンライン
 http://www.square-enix.com/jp/magazine/ganganonline/comic/kogan/

 で『小此木鶯太郎の事件簿 湖岸の盲点』のウェブコミック版が公開されました!
 素敵な絵を描いていただいた葉山せりさま、シナリオ担当の無茶な注文を聞いてくださった編集さま、本当にありがとうございます!

 ノベルゲーム版をプレイされた方も、コミック版ではミスを6つに増量しましたので、よろしかったら挑戦してくださいませ!(もちろん、まだプレイされていないかたも!)


 以下は、私なりの感想。

 いやー……。下書きまでしか見てませんでしたので、実際に読んで無茶苦茶驚きました。
 「湖岸の盲点」の世界がリアリティを得て「拡がった」という印象です。絵になることで細部をしっかり描き出され、生きている世界になった、と思いました。これが絵の力なんでしょうね……。ホント凄いっす。

 背景や舞台、小道具などが凄く丁寧に、しっかりはっきりと書かれていて、加々美湖という舞台が現実にあるもののように思えてきます。
 3パターンしかなかった芦国、犬塚、宇山の表情が生き生きと描かれていますし、特に凄いと思ったのが、ラストシーンの芦国暁人の表情! これから意志を持って殺人を犯す者ならではの暗さと自信とかっこよさ──そういうのが見事に表現されています。葉山さま、本当にいいカットをありがとうございました!
 余談ですが、ノベルゲーム版では小此木鶯太郎に人気のほとんどを持って行かれた芦国暁人、本当はちょこっと周囲が見えなかっただけのいい男なんですよ〜。あれほど真面目で行動力がある男、中々いません。コミック版の1話では見事に悪人になっちゃってますけどね(笑)

 もし、感想をいただけるのでしたら、よろしければガンガンオンラインの「この作品のご感想をお送りください。」欄へお願いします!(こちらへの感想は、作画の葉山せりさんや編集さんに届きませんし。それに……正直なところ、あちらに書いていただいた感想が、どういう形でこちらに届くのかなあ……という好奇心が(笑))

 ともあれ、無事に連載スタートできました。
 見守ってくださったプレイヤーの皆様、本当にありがとうございました!


 追記。
 宇山さんの胸が意外に大き……、いえ、ごほっ、ごほっ……。うん……。
 えー……。
 宇山さんの表情も凄い良いっすね……。特に、「……仕事がなければご一緒したかったです」のシーン。積極的行こうとして、でも微妙に照れちゃって、それでも言い切らないと駄目だから意志を決した分表情が多少固まっちゃった、と言う女の子らしい心理が見事に表現されています。ホント、葉山さま、表情の付け方が上手いっす……。