大山誠一郎さんからコメントをいただきました!

 小野堂天乃介です。
 
 犯人当てミステリ『彼女がペイシェンスを殺すはずがない』でデビューされた大山誠一郎さんから、本当にありがたいコメントをいただきました!
 
 大山誠一郎さんは、昨年6月に花園大学で行われた麻耶雄崇さん、大山誠一郎さんの講演会『読者への挑戦〜犯人当てに魅せられて〜』の際に、こんな作品を書きましたと「湖岸の盲点」の小説版を持っていったことがきっかけで、何度かやりとりをさせていただきました。
 丁寧な手がかりの出し方、ロジックの展開の仕方がすばらしい読者への挑戦の大先輩です。
 
 しかも、今作品のコンセプトを的確に解説していただきました。
 『湖岸の盲点』で目指したのは、「難しくて解けない読者への挑戦からの脱却」――つまり、「解くことが楽しい読者への挑戦」です。
 
 読者に間違えさそうと情報をしこむのではなく、読者が解けることで楽しめるものをつくれればと思っています。(とはいえ、簡単すぎても面白くないので、ある程度難しく、それでも解ける難易度を目指しました)
 
 大山誠一郎さん、本当にありがとうございました!
 重ねてお礼を申し上げます。
 
 ちなみに……。
 大山誠一郎さんの解答は、私たちがびっくりするくらい丁寧で完璧な解答でした。