小此木鶯太郎の事件簿の新作(電子書籍版=Kindle)の制作を開始しました
お久しぶりです!
長らく休止していたミステリイベント企画『小此木鶯太郎の事件簿』シリーズですが、新作の制作を開始しました!
媒体は電子書籍(Kindle)。
リリースは、2015年の秋を予定。
タイトルは『可視と不可視の幻想』(仮)です。
舞台は、紅葉が綺麗な秋の温泉旅館、そして山荘。
そこで起きる事件とは……!?
現在、問題編の最初のチェックが終わったところです。
これから問題編の改稿と同時に、イラストや細部の調整を進めていきます。
Kindleという媒体を選んだのは完成までの短さ、そしてより多くの人に届くことを願ってのことです。
Kindleの電子出版は、アンドロイドやiOSで読めますし、PCでも読めます。ほとんどの人が新しく何かを買う必要がありません。(新作はゲームアプリではありません。電子書籍としてリリースします)
電子書籍ですので一枚絵が増えますし、随時解説を入れられます。気になった箇所の検索もできます。あと、読みたい箇所をすぐ読めるのは便利です。なにより、より多くの人に届きます。
また、サークル的には、今まで新作が作れなかった最大の原因である制作費用の確保ができます。
この「制作費用」の問題は率直な悩みでした。フリーゲームということで格安でお手伝い頂き、スタッフや絵師のみなさんにそれで構わないと温かい言葉をいただいていたのですが、無料や格安での絵のお仕事に関するツイートがツイッターとかでたくさん流れてきて……、ああ、あれうちのことだと胃がチクチクとしていた時期があったのです。(いや、今もですが……)
きっちり費用を用意してから作ろうと思って、企業さんからの依頼を受けてミステリのシナリオを書いたりしていたのですが、そうそう貯まるものではなく……。それがこの四年間の空白です。
貯まるまで待ってずっと作らないより、その企画自体できちんと収入を確保し、絵師さんやお手伝いさんにお支払いをしようと考えました。もしたくさん売れたら、スタッフの皆さんにきっちり還元できますし。次回予算も手に入るため、次回作までの期間が短くなりますし! よもすれば年に複数の作品をお届けできるかもしれません!(できるなら、そうしたい!)
賞品総額は今までと同じく10万円分を予定しています。
応募期間はスタートから一ヶ月。問題編と解答編ですが、問題編をリリースした後、折を見計らって「版」の更新をします。それにより解答編をお届けしたいと思います。誤字や脱字なども更新できるのはKindleならではですね!
また、小此木鶯太郎の事件簿シリーズとは別の「犯人当て」作品も企画を進めています。
こちらは2016年の初め頃から春頃を考えています。
この「犯人当て」の情報も、決まり次第お届けできればと思います!
というわけで!
安楽椅子犯人の参加型ミステリイベント企画、再始動いたします! 楽しみにしておいてくださいませ!
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